感謝を忘れず
- 陽平 丸山
- 2022年12月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年1月22日

私が退職すると聞いて、先輩、上司、同期、後輩、
とにかくたくさんの人が、ひと月半に渡り、それぞれ送別会を設けてくれて、
私の決断と出発を祝ってくれた。
私より先に退職して、なかなか会えなかった後輩が、 突然、退職の日に会いに来てくれて、感激したのを鮮明に覚えている。
私のために、たくさんの人が集まってくれたのは、
私がどんなときも、
上下の立場関係なく、フラットに接してきたからなのかな?と思っている。
思えば、この上下の立場関係なく接するという考え方には、
3つ下の弟との関係が影響しているのかな、と思う。
私と弟は、小学校の時、地域の野球チームに所属していたが、
弟は、私より上手かった。
ほとんどの人は、兄という立場から、プライドが邪魔したりするのかもしれないが、
私は、教えてほしいと思うことは、気にせず弟に教わったし、
その後の弟の活躍を心から応援した。
そんなこともあって、私は、
中学・高校の部活動でも同じで、後輩であっても、
学べることは教えてもらい、そして、後輩の活躍を心から応援した。
国税の職場でも、後輩だからといって下に見るのではなく、
秀でる才能があれば教わり、後輩のいいところを伸ばすためにはどうしたらいいかを
いつも考えて行動していた。
また、職場の先輩からも多くを学んだ。
なかでも、私が1番尊敬する先輩は、ヤクザを目の前にするなど、
窮地に立たされた時ほど、笑顔で解決していた。 その姿に憧れ、私は、どんなにしんどいでも、
笑顔でいるよう心掛けた。
上下関係なく学び、教え、笑顔でいることで、
たくさんの人が私のことを応援してくれたのだと思う。
国税を退職し、組織から解放され、上下関係などなくなり、
今後は、税理士として、年齢、経験、業種、様々な人と出会うことになる。
家族、職場の仲間に対する感謝を忘れずに、
これからも、どんな人からも学ぶ姿勢で、いつも笑顔の税理士になろうと思う。
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