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サーファー税理士の税金教室

更新日:2023年9月17日

 

先日、四万十市にある県立中村高校西土佐分校で、租税教室として、2時間の講義をした。

 西土佐は、四万十川中流の山間部に位置し、真夏には、気温が40°を超えることもあり、全国ニュースにもたびたび取り上げられている地域である。

 同校の全校生徒は21名と、四国の全日制高校としては、最少人数の高校だそうだが、体育会系唯一のカヌー部は、四万十川を練習場とし、インターハイ出場は常連、個人の部でも、時折り全国優勝するという強豪校なのだそうだ。

 また、同校は、NHK番組で、カヌー部に入部し、自分を変えたいと奮闘する1年生が特集されたほか、高知新聞など、メディアに生徒が登場するなど、注目度が高い高校です。


 授業では先ず、全生徒と名刺交換をさせていただきました。大半の子が、初めて名刺を貰った!と喜んでくれ、掴みはOK!

 和やかな雰囲気の中、私は、サーフィンを目的に、大阪からの移住者であること、元大阪国税局職員であること、税理士としての仕事の魅力や、1週間前に土佐清水市で開催されたサーフィン大会で準優勝した話をしました。先生方も含め皆さん興味津々で聞いてくれたようでした。

 が、思いのほか前置きが長くなり、慌ててマジメに授業を開始することに・・・。


 実は、私は、税務職員の時に、税務大学校で教育官をしていました。税務大学校では、大学を卒業後、税務署で2年間実務を経験した職員を対象にした研修で、税法の講義を毎日6時間、担当していたことがありました。その時は、研修生がが眠たくならないように、研修生に税法を読ませたり、マーカーを引かせたり、質問攻めをしたりしていました。今回も、当時のことを思い出し、

 「ここ重要なので線を引くかマーカーしてください。」や「なんでやと思う?」などと、私から生徒さんに話しかけるようにしました。

 そうして、講義の中で、税金について知ってもらう中で、今後の西土佐、四万十市、そして高知の課題や今後あるべき姿などを、いろいろと考えてもらいました。


 あっという間の2時間でした。


 最後に「名刺は、教室のゴミ箱に捨てんといてやー」と一応生徒に釘は刺しておいたけど、みんなどうしたかなぁ。

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