今まで、数多くのスポーツを経験したが、私は、サーフィンが、最もさわやかでカッコいいスポーツだと思っている。
今回は、さわやかでカッコいいだけじゃないサーフィンの魅力をお伝えしたい。
まず、1番の魅力といえば、スピード感と遠心力だ。
サーフィンでは、両足をボードに固定しないのにターンができる。それは、波の上を滑るスピードと、ターンする時の遠心力で両足が、ボードに吸い付き、ターンしていくのだ。この時、生身の身体でボードに乗って感じるスピードと遠心力がたまらない。まるで孫悟空のキント雲に乗っているかのようだ。知らんけど(笑。
そして、サーフィンは、自然の力・現象をそのまま利用するスポーツなのも魅力だ。よくスノボー・スキーと比較されるが、山を切り開き、整備したゲレンデをリフトに乗って登り、滑降する。サーフィンは自然を加工しない。道具もボードのみだ。
さらに、サーフィンは非常に難しいスポーツだ。スノーボードのように、あの斜面をもう一度滑るということができない。二度と同じ波は、やってこないのである🌊だから毎回、波の大きさやスピードに合わせて、対応していかなければならない。波に乗るまでは、パドリングのため、上半身、乗ってからはボードを蹴り込むため、下半身の筋肉を必要とし、言うまでもなく全身のバランス感覚も要求される。
全身を使って、自然に対応し、思うようにならないところも、どんどんハマってしまう魅力となっている。
サーフィンの魅力に取り憑かれ15年以上が過ぎ、移住後は、ほぼ毎日のように、海に入っているが、それでも全く飽きることがない💖
沖に出て波待ちしていると、色々と思い巡らされ、次第に考えが整理される。国税の職場を辞めて、移住すると決断したのも、土佐清水市の大岐の浜での波待ちの時であった。
波に乗っていると、何も考えていない無の境地状態になる。今まで仕事や私生活で悩んだ時に、何度もサーフィンに救われた。
皆さんも人生で悩んだ時、何かに追い詰められた時、ぜひ波に乗ってほしい。自然の力を感じ、自分の悩み事が小さく思えること間違いなしだ☝️
こんな魅力満載のサーフィンは、オリンピック種目になり、若者にも当然、人気があると思っていた。しかし、四万十市にある幡多農業高校での税金教室で、全校生徒250人にサーフィンの体験があるか尋ねたところ、なんと0人。少しショックであった。確かにパリオリンピックでも日本勢のメダルの獲得がなかったせいか、メディアで取り上げられることはほぼなかった。
日焼けが嫌なのか、海が怖いのか…。
今後は、小学生のサーフィン教室など、地域の多くの人に体験して頂き、サーフィンの魅力を感じてほしいと考えている😊
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